登山スマホポーチショルダー装着術！選び方のポイント解説

登山中のスマホの扱い、困っていませんか。
ザックのポケットでは取り出しにくい、手に持っていると邪魔…そんな悩みを解決するのが、ショルダーハーネスに取り付けるスマホポーチです。
今回は、登山用スマホポーチ、特にショルダーハーネスへの装着に焦点を当て、選び方のポイントや装着方法、メリット・デメリットなどを解説します。

登山スマホポーチショルダーへの装着方法徹底解説

装着方法の種類とそれぞれのメリットデメリット

・ベルクロテープによる固定
多くのポーチで採用されている一般的な方法です。
ポーチの裏面に付いたベルクロテープを、ショルダーハーネスに直接貼り付けることで固定します。
簡単に装着・取り外しができ、様々な太さのハーネスに対応できる汎用性の高さがメリットです。
ただし、ベルクロテープの粘着力が弱まったり、ハーネスの素材によっては固定力が弱まる可能性があります。
また、ベルクロテープがハーネスに傷をつける可能性も考慮する必要があります。

・カラビナやフックによる固定
ショルダーハーネスにループが付いている場合、カラビナやフックを使ってポーチを固定する方法です。
ベルクロテープに比べてより強固に固定できますが、装着・取り外しが少し手間がかかります。
また、ショルダーハーネスに適切なループがないと使用できません。

さらに、上記の2つの方法を併用するポーチもあります。
ベルクロテープとカラビナを両方使用することで、より安定した固定を実現できます。
装着方法を選ぶ際には、自身のザックのショルダーハーネスの形状や太さ、ポーチの固定方法を確認し、安全性と使いやすさのバランスを考慮することが重要です。

ショルダーハーネスへの適合性確認方法

・ハーネスの太さ
ポーチのベルクロテープやフックのサイズが、自身のザックのショルダーハーネスの太さに合っているかを確認します。
ポーチのパッケージや商品説明に、対応するハーネスの太さが記載されていることが多いので、事前に確認しましょう。

・ハーネスの素材
ベルクロテープの粘着力が、ハーネスの素材によって影響を受ける場合があります。
ナイロンやポリエステルなど、滑りやすい素材のハーネスには、粘着力の強いベルクロテープを採用したポーチを選ぶことが推奨されます。

・ハーネスの形状
ショルダーハーネスにループやストラップなどの固定用のパーツがあるかを確認しましょう。
カラビナやフックを使用するタイプのポーチは、これらのパーツがないと装着できません。

・ポーチの装着位置
ポーチの装着位置によって、登山中の動作の妨げになる場合があります。
ポーチのサイズや形状、自身の体格などを考慮し、最適な装着位置を確認しましょう。

ポーチの安定性と落下防止策

・ポーチの素材と構造
耐久性のある素材（ナイロン、ポリエステルなど）で、しっかりとした縫製がされているポーチを選びましょう。

・固定方法の確認
ベルクロテープやカラビナ、フックなど、複数の固定方法を併用することで、より安定した固定を実現できます。
装着後、ポーチがしっかり固定されているかを確認しましょう。

・追加の落下防止策
ポーチにストラップやバンジーコードなどを追加で装着することで、さらに落下防止効果を高めることができます。
ザック本体に接続できるストラップなどを活用するのも有効です。

登山用スマホポーチ選び方の重要ポイント

サイズと収納力

スマホポーチのサイズは、収納するスマホのサイズに合わせて選びましょう。
大きすぎるとスマホが中で動きやすく、小さすぎると収納できません。
スマホの寸法を事前に確認し、余裕を持って収納できるサイズを選びましょう。
また、スマホ以外にも、充電器やイヤホン、現金などの小物を入れるスペースがあるかどうかも考慮すると便利です。

素材と耐久性撥水性

登山では雨や汗、砂埃などにさらされるため、耐久性と撥水性に優れた素材のポーチを選びましょう。
ナイロンやポリエステルなどの合成繊維が一般的で、デニール数が高いほど耐久性が高いです。
撥水加工が施されていると、雨や汗からスマホを守ることができます。
ただし、完全防水ではないため、防水ケースなどを併用するのも良いでしょう。

開閉方法と使いやすさ

開閉方法は、片手で簡単に開閉できるものが便利です。
ファスナー、マグネット、ベルクロなど様々な開閉方法がありますが、グローブを装着した状態でも操作しやすいものを選びましょう。
また、ファスナーがスムーズに開閉するか、破損していないかなども確認しましょう。

登山でスマホポーチを使うメリットと注意点

スマホの落下防止と安全確保

登山中は、スマホを落としてしまうと、破損だけでなく、遭難につながる可能性もあります。
スマホポーチを使用することで、スマホの落下を防止し、安全を確保することができます。

雨風からの保護

雨や雪、風などからスマホを保護することができます。
撥水性のある素材のポーチを使用することで、水濡れによる故障を防ぐことができます。

スムーズな情報アクセス

地図アプリやコンパスアプリなど、登山中に必要な情報をスムーズに確認できます。
ポーチから簡単にスマホを取り出せるようにすることで、迅速な情報アクセスが可能です。

使用上の注意点とリスク管理

過剰な収納
ポーチに詰め込みすぎると、スマホが破損したり、ポーチ自体が破損する可能性があります。
必要なものだけを収納しましょう。

固定の確認
装着後、ポーチがしっかり固定されているかを確認しましょう。
不安定な状態だと、スマホが落下する可能性があります。

環境への配慮
ポーチの素材や製造過程など、環境への配慮も考慮しましょう。

まとめ

今回は、登山用スマホポーチ、特にショルダーハーネスへの装着に焦点を当て、選び方のポイントや装着方法、メリット・デメリットなどを解説しました。
装着方法はベルクロテープとカラビナ・フックの2種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
選び方のポイントは、サイズ、素材、開閉方法、その他便利な機能などです。
適切なスマホポーチを選ぶことで、スマホの落下防止、雨風からの保護、スムーズな情報アクセスを実現し、安全で快適な登山を楽しみましょう。
ただし、過剰な収納や固定の確認忘れなど、注意点にも気を付けて使用することが大切です。
自身の登山スタイルやニーズに合ったポーチを選び、安全で快適な登山を満喫してください。