スマホケースの黄ばみを消したい！原因や落とし方など解説します！

「スマホケースの黄ばみの落とし方を教えてほしい。」
「そもそもスマホケースの黄ばみの原因って何だろう。」
スマホケースを使用していると、いつの間にか黄ばんでしまうこともありますよね。
この記事では、素材別のスマホケースの黄ばみの落とし方とスマホケースが黄ばむ原因、対策について解説します。

□素材別のスマホケースの黄ばみの落とし方とは？

＊ポリカーボネート

ポリカーボネートは熱によって加工しやすいため、スマホケースとして使用されることが多い素材です。
この素材の魅力はなんといっても物理的な衝撃に対して非常に耐久性があることです。
一般的なガラスの250倍以上の耐衝撃性があります。
そのほかに、薄いことや軽いこともポリカーボネートの魅力です。

しかし、この素材にもデメリットがあります。
それは、黄ばむことや耐薬品性の低さです。
シンナーやアルコールのような有機溶剤によって劣化してしまう可能性がありますし、長時間日光に当たることによって黄ばむ恐れがあります。

ポリカーボネート製ケースのお手入れ方法は、まず柔らかい布でスマホケースをから拭きしましょう。
このときのポイントとしては、柔らかい布で優しく拭き取ることです。
ゴシゴシと強い力を加えてケースに刺激を与えてしまうと、ケースの印刷部分が剥がれる恐れやケースに傷がついてしまう可能性があります。

優しく拭いても汚れが落ちない場合は、中性洗剤を含ませて絞った布で拭きましょう。
毎日使用するスマートフォンにはどうしても手垢がたくさんついてしまいますよね。
中性洗剤や食器用洗剤を使用することで、手垢を取り除けるのでおすすめです。
手垢を取り除いて、清潔なスマートフォンにしましょう。

＊TPU

この素材はシリコンの柔軟性とプラスチックの強度という2つの魅力を兼ね備えている透明で柔らかい素材です。
先ほど紹介したポリカーボネートと同様に加工しやすいです。

この素材のデメリットとしては、熱や化学薬品、紫外線に弱いことです。
ドライやーやファンヒーターのような熱源の近くで長い間放置すると変形する可能性があります。
また、シンナーや除光液のような化学薬品に弱く、濃度が高い化学薬品がかかると変色する恐れがあります。
それに加えて、先ほど紹介したポリカーボネートと同様に、日光に長時間当たると黄ばむ場合があります。

TPU製ケースのお手入れ方法は、ポリカーボネート同様、から拭きが基本です。
頑固な汚れを強い力で拭き取ろうとすると、ケースに傷がつく恐れがあるため注意しましょう。
から拭きでも汚れが落ちなかった場合は、中性洗剤を使用することが効果的です。

＊革や合皮

スマホケースによく使用される素材として、革や合皮のケースがあります。
こちらも手帳型ケースによく見られるタイプです。

革や合皮で作られたスマホケースの特徴は、なんといっても質感や高級感です。
使い込むことで味わいのある色になったり、手に馴染むようになるため、長い間使えます。
また、弾力性と柔軟性にも優れているため、加工のしやすさも特徴としてあげられます。

デメリットとしては、湿度に対する弱さがあります。
こまめにお手入れをして、対策をしましょう。

革・合皮製ケースのお手入れ方法は、プラスチックの素材の時と同様に、から拭きが基本となります。
乾いた柔らかい布で、汚れを優しく拭き取ります。

先ほどのプラスチック素材ではから拭きで拭き取れない汚れは中性洗剤を使用するといいましたが、革や合皮にはその方法は適用できません。
その理由は、水に弱いからです。
そのため、革や合皮でどうしても落ちない汚れは、消しゴムで軽くこすることをおすすめします。
革製品専用ゴムがある場合は、そちらを使用する方が良いでしょう。

□スマホケースが黄ばむ原因と対策とは？

黄ばむ原因はいくつかあります。
1つ目は、含まれる成分による経年劣化です。
材質によっては、含まれている成分が時間が経つにつれて劣化してしまうことがあります。
それが原因で、黄ばみが浮いてしまいます。

2つ目は、紫外線です。
紫外線が当たることでケースの成分が劣化して、黄ばみが発生する原因となります。
ケースの成分によっては、周りに置いているものと化学変化を引き起こす可能性があります。

そしてその化学変化が原因となり、黄ばみが発生してしまうのです。
紫外線には十分に注意しましょう。

せっかくケースを購入するのであれば、黄ばみを発生させたくはないですよね。
ケースに黄ばみを発生させないためにも、できるだけ紫外線に当てないように心がけましょう。

□まとめ

今回は、素材別のスマホケースの黄ばみの落とし方とスマホケースが黄ばむ原因、対策について解説しました。
スマホケースの汚れを落とすときは、から拭きが基本的な方法ということをご理解いただけたかと思います。
全ての黄ばみはから拭きでは落とせないため、紫外線に当てないことを心がけて生活しましょう。